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フロイス日本史の副読本 1547~1563年フロイス来日前部分の要約

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本書はフロイス日本史の内容を要約し、当時書かれた書簡との内容を比べ、どのような事が書かれているかを探す手間を省くことを目指した本です。
内容は第一部1~49章。1547年~1563年7月6日。フロイスが日本に実際に来るまでの部分です。
 これまでにフランシスコザビエルが来日して帰還し、インドで従順の命に従わなかった会員の大除名を行い組織改革をしたり、ザビエルが中国で死ぬ前に、マラッカで司令官の横暴な迫害に遭ったため日本史ではあっさりと記述してイエズス会にも不都合な事実を隠蔽しようとした部分も、ザビエル本人の書簡から、教会からも協力を断られ、孤軍奮闘しながら死亡に至る経緯などを書いていきます。
 また、書簡では書かれていた人名や日付を注釈として該当ページを日本史にも載せました。
 これで元ネタを探す労力がかなり減ると思われます。
 また、エヴォラ書簡と呼ばれる書簡を掲載した、16・7世紀イエズス会日本報告集。松田殻一。同朋舎。も同様に要約し、内容をまとめ、日本史にどの部分が利用されたかを可能な限り掲載ページ番号を載せて分かるようにしました。

 また現在発行されている中公文庫のように地域別ではなく、フロイスが書いた章順に並べ、エヴォラ書簡集やザビエル文書、フロイス日本史の文庫化の際に削除された解説などを参考に日付や人物名などを補完しました。
 これで出来事や、人物の行動の見落としを心配せずに読むことが出来ます。
 特にフロイス日本史は同じ章内でも年代が急に前後するので、何年に起こった事かわかるものは全て表記し、記述の時系列を分かるようにしました。
また彼が引用したと思われる書簡ヶ所のページ数も出来る限り掲載し、内容対比が容易になってます。
 フロイス日本史の理解を高める副読本として、お役に立てば幸いです。

また、年代別の主要人物の行動を追った地図でその年、誰がどこにいるのか一目で見れるようにし、エクセルファイルにて、一日刻みのユリウス暦と和暦対応エクセルデーター(曜日もあり)を造り、そこに日付のわかる出来事を落とし込んだので、厳密な行動の把握、また西暦と和暦の比較も楽にできます。

フロイス日本史だけでは分からなかった宣教師の事情を深く調べられる研究者の利用にも耐えられる重厚な内容を目指しました。

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